禅語 「薫習」
皆様
こんにちは
先日
屋久島に出陣しました
後日
改めて日録にてお話しようと
思います^ ^
お土産も用意してますので
楽しみにしておいてくださいね✨
今回の禅語は
「薫習」
「クンジュウ」と読むこの禅語
衣に お香を 挟むと
香りが うつります
しかし、 その香りは
本来の 衣のものではありません
お香の「移香（うつりが）」です
人も また 同じ。
知らないうちに、
まるで お香のように
互いを 薫習し合います
これは
善、悪 いずれの場合にも 当てはまります
自分が
本当に尊敬する師につけば
その経験は しっかりと
自分に浸透していくでしょう
逆もまた然り。
悪い人間と付き合っていると
その悪い部分が
自分にも染み付きます
であるからこそ
どのような自分になりたいか
を見極め
誰と縁を結ぶか
そのことが大切です
私も尊敬する 先生が います
その先生とは
もう 会うことはできません。
ですが
その先生から 教えていただいたこと
それは まるで お香のように
私を優しく 包み込んでくれました
そして
それは
私の血となり 肉となり
私の身体を巡るのです
たとえ もう 会えなくても
先生が 教えてくれたことは
私の中で 脈を打ち
私の中で 生き続けます
ただのお香の その時だけの薫では
なく
染み渡って 私を 「創る」のです
さぁ
あなたが尊敬する方は
どなたでしょうか？？？
尊敬できる人が いることは
とても 尊いこと
私も 先生の教えに 恥じぬよう
自分の人生を 精一杯 生きたいと思います
それでは 今日はここまで
次回は
「知足」
最後まで お読み頂きまして
有り難う御座います
皆様にとって
素敵な一日で ありますように
：髪を大事にすること
：人を大事にすること
髪屋 美粧師 郁
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